2020年4月23日 ロイター

[ストックホルム/上海 22日 ロイター] – スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは22日、「アースデー(地球の日)」50周年に合わせて開催されたオンラインのイベントに参加し、新型コロナウイルスと気候変動問題という2つの危機と同時に闘わなければならないと訴えた。

新型コロナ感染防止のため世界各国がロックダウン(都市封鎖)を実施したことから、各地で大気や水質の大幅な改善が報告されている。将来の低炭素社会実現への期待感も広がるが、いずれ各国の経済が再開して人々の生活が元に戻れば、地球環境が再び悪化する可能性もある。

グレタさんは、新型コロナの感染予防に向けてあらゆる措置が取られる中、気候変動問題がなくなったわけではないと強調。

「2つの危機に同時に対処する必要がある」とし「好むと好まざるとにかかわらず、世界は変わった。数カ月前と今とでは全く違う。われわれは新たな道を選択しなければならない」と語った。

国連のグテレス事務総長も「今年のアースデーは、COVID-19(新型コロナ感染症)にすべての関心が集まっているが、進行中の地球環境の危機という、別のさらに深刻な問題がある」などと訴えた。