2020年4月2日 21:57時事通信ニュース

東京都は2日、都内で97人の新型コロナウイルスの感染者を確認したことを明らかにした。1日当たりの感染者数の最多を更新し、都内の感染者は計684人となった。この日国内で新たに確認された感染者数は220人を超えた。

 都などによると、院内感染が疑われる永寿総合病院(台東区)の関係者21人のほか、慶応大病院(新宿区)に関連する13人が含まれているという。

 永寿総合病院では、計127人の感染者が発生し、患者7人が死亡。慶応大病院は3月26日、永寿総合病院から転院した人を含む入院患者4人が感染したことを明らかにしていた。

 都内の感染者は、3月25日に41人が確認されて以降、おおむね高水準で推移。調査中を含めた感染経路が不明の人は全体の約4割を占めており、小池百合子知事は「感染爆発の重大局面」として外出自粛などを呼び掛けている。

 福岡市は、博多区の介護老人保健施設「楽陽園」で、入所者6人と職員2人の感染が確認されたと発表。この施設の感染者は計9人となり、市は感染者集団「クラスター」が発生したとみている。

 京都市などは、新たに京都産業大の学生と接触者計5人が感染したと発表。同大関係者の感染は40人を超えた。

 2日には、福井県越前市の50代男性と札幌市の50代男性が死亡し、クルーズ船乗船者を含めた国内の死者は計82人となった。